自由設計型保険Vs.定期付終身保険〜進化!退化?変化ナシ?!

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定期付終身保険との比較



自由設計型保険Vs.定期付終身保険〜進化!退化?変化ナシ?!
1.主契約

○定期付終身保険の主契約は「終身保険」
・掛け捨てではないけれど、保険の構造上、保障の機能が組み込まれているので、『貯蓄』とは言い難し。払い込んだ保険料のうち、純粋に積み立てられる金額が不明瞭

○利率変動型積立終身保険の主契約は「積立金」
・保障の機能を撤収、純粋無垢にして完全な貯蓄。払い込んだ保険料のうち積み立てられる金額、および累計積立金額が明確。
2.保険料と保険金額

○定期付終身保険は[増減が比例する]
・主契約や特約の保険(保障)金額を増減すれば、保険料もその分増減する。

○利率変動型積立終身保険は[調整次第]
・積立金を取り崩すなど、保険料を調整できる。保険料を減らして、保険金額は増やすことも可能。
3.払込保険料の設定

○定期付終身保険
・主契約の終身保険、定期保険や医療・介護保障など、各種特約の料率がそれぞれに決められている。主契約と特約の保険(保障)金額を設定することにより、相応する保険料が決定される、『保険金建て方式』。
・特約の保険(保障)金額が、主契約の保険金額により制限される場合もあり。

○利率変動型積立終身保険
・特約が『保険金建て方式』であることと、特約の保険(保障)金額に制約があることは、定期付終身保険と同様。
・積立金を微調整することにより、端数を生じないよう、あたかも『保険料建て』仕様に設計することも可能。
4.一時金の投入

○定期付終身保険は「保険料」
・主契約や特約を増額したいときは、その部分の『一時払保険料』として投入できる。
・主契約や特約の中から投入する部分を選択して投入すると、その部分の『前納保険料』として充当される。

○利率変動型積立終身保険は「積立金」
・主契約に入金される。適用は、そのまんま『積立金』。(普通預金に近い感覚!?)
5.保障見直し

○定期付終身保険
・転換、増額、減額、中途付加、一部解約、さらには全部解約して新契約に加入など、保障見直しには色々な方法があるが、どれも契約を一旦清算することになる。
・保障見直しをすると、保険料が増えたり、運用してほしかった貯蓄の部分まで、ご破算になる場合あり。

○利率変動型積立終身保険
・積立金から特約へ振り分ける金額を調整すると、契約を清算したり、保険料を変更したりすることなく、保障の見直しができる。
・増額、減額、中途付加、一部解約などもできるが、転換はできない。(フツー、しないでしょう)
6.保険料の割引率(予定利率)

○定期付終身保険は[不変]
・保険料を決めてから契約するので、契約を清算しない限り変わらない。
・物価がいかに下がっても、保険料は値下がりしない。値上がりもしない。配当金で還元する。

○利率変動型積立終身保険は[変動]
・数年ごと(最長3年)に見直されるので、ある程度、市場金利水準が反映される。

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